あなたは“ウィルコム”という会社を知っているだろうか──?

ウィルコムウィルコム沖縄(以降、両社合わせて「ウィルコム」と呼ぶ)は、2005年2月に旧DDIポケットから社名を変更した通信会社だ。5月に始めた音声通話定額サービス「ウィルコム定額プラン」が話題を呼び、今最もホットなケータイ会社と言っていいだろう。ウィルコム定額プランは、月額基本料が2900円で、オプションなどは必要なく、ウィルコム同士の通話とすべてのメールが定額となる。固定電話や他の会社の携帯電話への通話料もかなり安い。その上、オプションとして、月1050円からのパケット定額サービス「データ定額」も提供している。

 そんなウィルコムだが、これまでは端末のラインアップが少ないという大きな欠点があった。しかし、2005年度冬、ついにその欠点を解消すべく、新機種を複数投入してきた!

 まず、通常の音声端末“WXシリーズ”として、京セラ「WX300K」「WX310K」、三洋電機WX310SA」、日本無線WX310J」を発売する。このほかにも、アンテナや電話帳などの通信に必要な機能をモジュール化した「W-SIM」対応の音声端末「TT(W001IN)」やUSB接続型データ端末「DD(WS002IN)」を2005年11月に発売。さらに日本初の本格的QWERTYキーボード搭載のスマートフォンW-ZERO3WS003SH)」をシャープ、マイクロソフトの3社で共同開発し、2005年12月に発売する。DDIポケットの時代から考えても、これほど一気に大量の機種を投入するのは初めてだ

うーん、ウィルコムいいな。