定期的にごみ箱の中身やIEの利用履歴を消してプライバシーを守る「DelEvi」

定期的にごみ箱の中身やIEの利用履歴を消してプライバシーを守る「DelEvi」

 「DelEvi」は、ごみ箱の中身やIEの“インターネット一時ファイル”“最近使ったファイル”などを定期的に自動で削除できるソフト。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 家族でPCを共有している場合に問題となるのがプライバシーだ。ユーザーアカウントを使い分けて、それぞれのアカウントにパスワードをかけるのが理想だが、まだ1つのユーザーアカウントを全員で共有している家庭は多いだろう。アカウント機能を利用してPCを使っている家庭でも、ログオフし忘れたり、PCを利用している最中に横取りされて、プライバシーが侵されるかもしれない。

 本ソフトはそのようなプライバシー問題の解決に役立つソフト。タスクトレイに常駐し、IEの“履歴”、“インターネット一時ファイル”、ごみ箱の中身、“最近使ったファイル”という4つの項目を分単位で定期的に削除可能。PCに蓄積されるプライバシー情報を常に最低限にまで抑えられるのがうれしい。

 定期削除の設定は、ON/OFFと実行間隔を4つの項目に対して個別に指定可能。設定画面は、タスクトレイアイコンをダブルクリックしてメイン画面を表示し、メイン画面上の右から2番目のボタンを押せば現れる。

 ほかにも、タスクトレイアイコンの右クリックメニューやメイン画面のボタンから、前述の4項目にクリップボードの中身を加えた5項目を、それぞれ手動で削除できる。さらに、Windowsの終了時にCD/DVDドライブにディスクが残っている場合は通知して取り出し忘れを防止してくれる機能や、階層の奥深くに作成されたフォルダへ一時的に仮想ドライブを割り当てて、エクスプローラからアクセスしやすくする機能を備えている。