いまでに企業では、新しい技術を積極的に取り入れていく土壌が育っていない
これは私が大学卒業後に入社した某国内電機メーカのIT子会社でも、同じでした。
当時は、まだ新しかったBEAのWeblogicサーバをフロントエンド、DBにはXMLネイティブDB 「eXcelon」で
親会社の時短組織、業務革新事業部にて最新のナレッジマネジメントシステムを構築しましたが、
カットオーバー後、しばらくして、やっぱり新しい技術は不安だ、ということで
社内開発のRDB(これがまったくつかえない代物)、Webサーバで作りなおされてしまいました。
ええ? 俺達が必死で2年かけて完成させたこのシステムはどうなんだよ!って
落ち込みもしました。
当時はオープンソースのフレームワークもあまりなく、弊社はプロジェクトの取りまとめだったので
開発・実装は、同じグループ会社、仕様取りまとめ・要件定義・運用計画などが弊社で行なっていました。
JSP、Servletで構築されたシステムでしたが、その会社にはエース級のすごい出来る人がいて
デザインパターンなどもうまく使い、とても綺麗なコードで、上がってくるソースコードをみて
勉強したものです。
某氏がTwitterで苦言を呈しておられますが、まったく同感です。
IT技術者が自分の成長をとめるのは自殺行為です。
外資系の会社でも、そんな状態になってる、っていうのもおどろきましたが。。。
IT業界ってなんなんでしょうね。