ラストチャンス

昼休み直後、課長からデンワがあり、
急遽、午後から本社へ来てくれと。

自分は元の課にもどってなんらかの仕事をしばらく
つづけるんだろうな、とは思っていたのだが、
面談するらしく、本社へ向かいました。

来年から始めるプロジェクトがあり、
今日、そこの部署の課長さんと本社で面談をし、
ほぼそこに入ることになった。

ただ、この案件をさがすのに部長・課長がかなり必死に
時間を割いていただいていて、
もうやるしかない状況であり、
「もうこれがラストチャンスだから」とははっきりいわれた。
ぶっちゃけ、これでまたこけたら、もうこの会社は辞めたほうがいいのだろうな。
もう誰も救いの手をさしのべる気持ちもおきないだろうし、
俺に何も期待しなくなるだろう。
自分だけの問題ではないんだ。
自分に期待をかけてくれている方々みなさんがいる。
自分のために各部署に頭を下げてお願いしてくださっている。

部長からは笑顔で「ばりばり働けよ!」と。

部長・課長は元気なときの俺の姿・能力をしっていて
仕事をさがしてきている。
だから、俺にはできない仕事ではないはずだ、と課長はいう。
確かに、やってできない仕事ではないとは思う。
当時取得した資格なんて、さっぱり覚えていないが、
それが決めてで入ることになったわけだし、さっぱりわかりません、というわけにもいかないだろう。

ただ、あまりにも自分に自信がない。
また急性胃腸炎みたいなことになって
休んでしまうのではないか?
残業不可、という理由でまたプロジェクトから
不要とされるのではないか?
完全に外販案件、客先常駐、もう部署どころか
事業部が違うところの案件。
不安がつきない

もうやるしかないんだよな。

親にも体調崩して休みまくってることは心配させたくないがために内緒にしていたが、きちんと話さなくてはいけない。

通勤はかなり長い距離になる。
たぶん1時間半以上だ。

残業が下期いっぱいはできない、ということは面談の際にうちの課長からも言ってもらって了承は得た。

課長にも言われたが、自分は客観的にみても甘いところだらけだ。
そこは省みないといけない。

仕事したくないなんて奴がいるなら、さっさと会社なんてやめればいい、そう思っている。

自分は仕事がしたいし、仕事でいろんな経験をしたい。
きついことがあるのも重々承知で。

前向きにやるしかない。
マイナス要因考えていても、何も好転しない。

さて、ねます。

残り2日間だけど、締めくくりはちゃんとしよう。